レジスタ情報
REG9
$ECB012
MIDI Routing
bit 15-4 : reserved
bit 3-2 : mt32-pi input source ("00": None, "01": MIDI I/F board, "10": Ext-In, "11": Reserved) (default value = "01")
bit 1-0 : External out source ("00": None, "01": MIDI I/F board, "10": Ext-In, "11": Reserved) (default value = "01")

MIDIのルーティングを変更します。

Kepler Xを中心に見ると、MIDIデータの行き先(出力先)は以下の2つがあります。

* ① mt32-piのMIDI IN
* ② Kepler XのMIDI OUT

この2つに対し、どこから来るMIDI信号を接続するかを変更することができます。MIDIのデータソースは以下の2つがあり、自由に組み替えることが可能です。

* A: X68000から見たMIDIボードのMIDI OUT
* B: Kepler Xの MIDI IN端子

通常は、

* ①←A
* ②←A

となっており、X68000のゲームなどのMIDI出力がそのまま、外部MIDI OUT端子と、mt32-piのMIDI INに流れていきます。

たとえば、

* ①←B

と変更すると、Kepler Xの MIDI INから入力したMIDI信号で mt32-piを鳴らすことができます。

また、

* ②←B

とすると、Kepler Xの MIDI INがそのまま MIDI OUTに出力され、MITH THROUGHとして動作するようになります。