Kepler Xのバージョン
Kepler Xのハードウェアには、現状以下のバージョンが存在します。
- 零號機 (v0.0.x)
- サンハヤトの万能基板上に手ハンダで配線して作った最初の試作機です
- 壱號機 (v1.x.x)
- 最初に起こした基板で、2022年10月のMI68で展示し、生基板や、キットを一部の方にお渡ししました
- 基板には多数のバグがあり、パッチが必須です。パッチを当てた基板に対して、便宜的に以下のようにバージョンを付与しています
- v1.0.0 バグのある生基板の状態のもの
- v1.0.1 バグを修正し、基板設計時点で想定していた機能を動くようにしたもの
- v1.1.0 mt32-piを接続するために追加の修正を施したもの
- v1.2.0 kmmcscsi機能が使えるように、MMCカードを接続できるようにしたもの
- パッチの詳細は「KeplerX-v1.0.0-Assembry-Manual」に書かれています
- 弍號機 (v2.0.x)
- v1.2.0 の機能を盛り込んで新たに起こし直した基板です。
- 壱號機との主な違いは以下の通りです
- mt32-pi への対応
- mt32-pi 操作用の外部コントローラーの接続コネクタ搭載
- kmmcscsi への対応 (TFカードスロット付き)
- 参號機 (v3.0.x)
- 弍號機との主な違いは以下の通りです
- パネルが金属製になり、コネクタがツライチになった
- 圧電ブザーを搭載した
- TFカードの抜き差し時に音が鳴る
- 将来別の用途にも使えるようにする予定
- TFカードのアクセスランプの改良
- マイコン (CH32v003) で制御するように変更
- まだ準備段階ですが、ドライバソフトが準備出来次第アナウンスします
- ステータスLEDを搭載した
- 今の所白く点滅するだけですが、フルカラーなので、将来色々なステータス表示に使えるようにしたいと思っています
- IRQ選択をジャンパーピンからスライドスイッチに変更
- DE0-NanoからKepler Xに電力を供給して単体でデバッグができるようにした
- 開発者向けのものですので、通常利用時は電源供給ピンをショートしないようにしてください
- 使用部品の一部変更
- 0.65mmピッチのバスバッファが 0.5mmピッチに変更
- その他